向かって一番左の鉄の扉を開けた。
中には、細身の・・・蟷螂の姿をした相手がいた。
扉を閉めると、部屋の電気がついた。
相手は、僕に歩み寄り口を開いた。

「蛙・・・?今回の俺の相手はお前か。」
そういった後、彼の指が僕の体を触っていく・・・
僕は、相手に体をささげた。
「いいねぇ。この感触・・・まずは、俺のをくわえてくれよ。おっと・・・噛むなよ。」
早速ヤル気満々のようだ。
相手の股間のあたりから、細長い管のような・・・そんな印象を受ける性器が出ていた。


僕は、それを口に入れた。
外見がパイプのようで、なんだか違和感を感じていたが、
しゃぶり続けていると、管がだんだん太くなっていった。
さらに、舌で管の先っぽをくすぐると、気持ちよさそうな声が聞こえてきた。
「おおぅ・・・そこ、イイぜッ!!」
管のビクビク脈打つ感じが伝わる。
管を口から出すと、入れる前よりも倍に膨れ上がっていた。
「なんだ?出なかったから止めたのか?・・・じゃあ、次は出すぜ。四つんばいになりな。」
言われた通りに、四つんばいになり相手にお尻を向けた。
そうすると、相手は後ろから抱きついてこう言った。

「お前は、男でも竿がついてないよな。そういうの大好きだぜ・・・実は、俺のは2本ついているからなぁ。」
相手がそう言うと、お尻の奥に入り込む感じがした。
温かい感触はするものの、無機質を入れられているような感じに、少し戸惑った。
少なくとも、他の生物のような肉の弾力感がない・・・
出し入れするたびに、ズキズキと切れるような痛みが伴う。

しばらく、ピストン運動が続くと、相手は急に引き抜いた。
振り返って後ろ緒見ると、
相手が起き上がり、股間の管がだんだん太くなり、怪しい動きをし始めた。
「きたぜ・・・見ろよ。」

はちきれんばかりの太さになった管の表皮が向けて、股間から2本の竿が顔を出した。


僕は、腰を抜かしてしまった。昆虫の竿は2本あるのかと・・・
「さて、ここからが本番だぜ。苦しくなるかもしれないが心配するな。俺が慰めてやるぜ・・・」
そう言うと、腰を抜かして大股開きになっている状態だが、
四つんばいにさせて、2ヶ所に挿入した。
両方とも、先輩に使われて馴れているけど、同時に使われた事はない・・・
初めての感触に身悶える。
「くぅぅ・・・締め付けるねぇ。二箇所同時は初めてだな。」

そういうと、体を揺らし始めた。
竿自体はそんなに太くないが、同時に攻められているので、より感じてしまう・・・
ここで、相手の竿が肉らしく感じてきた。
ピストン運動が、だんだん激しくなってきて・・・
「どうだ?虫に犯されるのは・・・うぉおッ!!出すぜぇッ!!」
そして、僕の体を前に押し倒すと、両方の穴から温かい感触が沸き起こる。
なんか、感じが違う事に気付く。
ごろごろした感じが体の奥に流れ込む・・・
「俺の精液は卵状になっていてな、その方があまり流れ出ないだろ?
ボコボコに膨らんだ腹を見るのも、オツなものだぜ。」

卵がお腹の中を埋め尽くし、息苦しくなってきた。
「心配すんな。じきに液体に代わるからな。・・・ふぅ〜終わったぜ。」
そう言って竿を引き抜くと、僕の体を起こし大股を広げさせた。
「う〜ん、やっぱり腹が出ているやつには変化がわからんなぁ・・・まあいい。ほれ、肩を使いな。」
肩を貸してくれ、扉の前に連れて行ってくれた。
「ガラじゃないけどな・・・他のやつには言うなよ。」
そう言うと、扉を閉めた。

僕は台車の所で、なにやら作業をしている獣人のそばへ、よろめきながら歩き出した。


次のページへ